#5【関西のヒットメーカーが抱く野球への想い】吉田大輝選手

 春の選抜高校野球の決勝戦は大阪桐蔭対近江の対戦となり、今年も関西勢の躍進には目を見張るものがあった。西高東低と言われて久しいが、関西には誰もが野球に触れる土壌が育っているのだろう。

 「野球を楽しいと思ってもらえる子供達を1人でも増やしたいと考えています。」そう話すのは関西で球春を過ごし、今も関西を中心に野球文化の活性化に尽力する吉田大輝選手(31)だ。

 吉田選手は履正社高校出身。高校時代は激戦区大阪でライバルたちと凌ぎを削り、2008年には甲子園に出場。勢いそのままに全国の舞台でも快進撃を続けた。その後、関西大学を経て社会人野球のミキハウスに入社。京都府社会人ベストナインにも輝き、右のヒットメーカーとして名を馳せることとなる。

 現在、吉田選手は大阪府を中心に活動するRat’sに所属。日本一を目指して汗を流す傍、野球スクールの運営も行なっている。選手としては横浜スタジアムで柵越えアーチを放つなど、その打棒は健在だ。
「野球については楽しく本気でやっています。打てなかったら1週間引きずるくらいの負けず嫌い、今年こそ日本一を目指します!
一方、野球スクールの活動では、技術だけでなく子どもたちに野球の楽しさや素晴らしさを伝えたい。そのための環境を作ることが野球に育てられたものとしての使命だと考えています。」
子どもの野球人気低下が囁かれる中、関西一筋で野球と向き合ってきた男が、関西発で野球文化の活性化を目指す。

主な球歴履正社高校-関西大学-ミキハウス-Rat’s
(2008年甲子園出場、京都府社会人ベストナイン) 

(2022/03/31)

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