#2【天性のアーチストが見据える未来】生島峰至選手

 球春到来、いよいよプロ野球がセ・パ同時に開幕する。今年も菅野智之、中田翔といったプロ野球を支える89年世代の活躍に期待がかかるが、かつて彼らとともに野球界を盛り上げた選手が新たな挑戦をはじめている。

 「子ども達の将来、野球界の未来を良くすることが目標」そう語るのは、ATconvey株式会社 で代表取締役を務める生島峰至選手(32)。生島選手は大阪桐蔭高校出身で甲子園には3度出場、通算本塁打33本を誇る天性のアーチストである。高校時代は同期の中田翔、一年後半の浅村栄斗など錚々たるメンバーと共に汗を流してきた。
大学は関西の名門である同志社大学に進学。関西学生野球リーグ4連覇の立役者となるとともに、個人としても関西オールスターに3度選出された。輝かしい成績を引っさげて入社した西濃運輸では、都市対抗に4度出場。副主将として社会人野球日本一に輝き、野球の神様にとことん愛された。

 そんな生島選手が選んだ新たな道は、野球に愛された彼にとって必然の選択だったのかもしれない。現在は草野球チーム“ソルジャーキング”でプレーするかたわら、日本の野球界全体の底上げに向けて邁進中である。
「とにかく自分が野球を楽しみながら、周りに野球の楽しさや上手くなるための技術などを発信していきたい。」そんな想いを胸に、野球スクールや専門学校コーチ、スポーツメーカー運営など精力的に活動している。野球に愛され続けた天性のアーチストは、一際大きな未来を見据えている。

主な球歴大阪桐蔭高校-同志社大学-西濃運輸(副主将)-ソルジャーキング
(甲子園3度出場、大学関西オールスター選出3回関西学生野球リーグ優勝4回、 全国大学選手権大会2度出場、都市対抗野球大会4度出場(日本一1回)、日本選手権大会5度出場、社会人東海選抜、フランス国際野球大会(日本代表))

(2022/3/23)

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