高校野球の春のセンバツが18日に始まった。全国13万人超の高校球児たちが目指す夢の舞台。そんな夢の舞台の土を3度踏んだ野球エリートが、第二の野球人生を歩み出している。
「学生時代は野球を楽しむ事が出来なかったので、、、とにかく笑って野球をしたいです!」そう話すのは、外資系企業に勤める阿部滉太郎選手(28)。愛知県出身で、小学校の頃の日課といえば父とのマンツーマンでの猛特訓であった。星一徹を彷彿させる厳しい父に鍛えられた阿部選手はボーイズリーグの東名古屋スターズに進み、めきめきと頭角を現す。その後、野球をかじった人なら誰しもが知っている超名門中京大中京高校に進学。春夏甲子園出場、ベスト8に輝くことになる。大学時代は国際武道大学で投手として活躍したが、肘のケガにより野球をあきらめることになった。
現在は前職の関係で目黒区を拠点に活動するチーム“IRREGULARS”に所属している。「家族が増えるので子供にも野球に興味を持ってもらえたら嬉しいです」昨年よりも大きなものを背負い、今年も剛速球を投げ込む。
主な球歴 | 東名古屋スターズ-中京大付属中京高校-国際武道大学-IRREGULARS (甲子園3度出場) |
(2022/03/21)
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